山羊座10度

ノンフィクション中心の読書好き

Entries from 2018-01-01 to 1 year

私が「LA LA LAND」のラストを好きな理由

私の大好きな映画のひとつである「LA LA LAND」 1回目は映画館で、2回目はさっきAmazon primeで観た。 ラ・ラ・ランド(字幕版) 発売日: 2017/05/26 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (3件) を見る 私はこれを観ると、もうボロボロ泣いちゃう。 女…

やわらかな遺伝子

うーん、おもしろかった。 と言いつつ、読み切るのにすんごい時間かかっちゃったんだけど。 「生まれか育ちか」の問いに対して、膨大な研究データを使って、「生まれは育ちを通して表れる」という考えを示したノンフィクション。 よく教育系の本を読んでいる…

謝るなら、いつでもおいで

2004年、小6の女の子がカッターで同級生を殺した。 通称「佐世保小6女児同級生殺害事件」 本書は被害者の父親の部下(新聞記者)による事件のルポ。 この事件についてはかなり騒がれていたから大まかな内容は知っていたものの、読み進めていくうちに怖くなって…

深い河

インドにて再読。 今これ書いてるのもインドだ。 なんでインドにこの本を持って行ったかというと、インドにまつわる話だからだ。 もうちょっと詳しくいうとそれぞれの背景や思い、目的を持ってインドツアーに参加する老若男女のお話。 亡くなった妻の生まれ…

保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」

成果を出したい思いが強く、真面目で努力家でいわゆる仕事ができる人。そんな人こそ苦手なのが子育てだと思う。いかんせん思い通りにならない。むしろ「成果を出したい(思い通りにしたい)」と思うと見事に悪循環してくれるのが子どもだと思う。 悪循環の1つ…

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」を読了。 読解力って何?「わかったつもり」から、より深く読むにはどうすればいいの?っていうことについてまとめられた本。 「AI vs 教科書の読めない子どもたち」で読解力に興味を持った私ですが、「AI vs …

日本の15歳はなぜ学力が高いのか

随分日本の読者を意識した邦題だけど、原題は「Cleverlands: The secrets behind the success of the world's education superpowers」 イギリス人教師がPISA上位国(地域)であるフィンランド、上海、日本、シンガポール、カナダをプライベートに訪問し、ネッ…

パパは脳科学者

脳研究者である著者が、研究者らしい視点を織り交ぜつつ、愛情たっぷりに我が子の成長を綴るエッセイ。ただの育児エッセイではなく、今子どもに何が起こっているのか、という解説がそれはもう勉強になる。なおかつ、文章から溢れ出る子どもへの愛情を感じる…

「マーケット感覚を身につけよう」

おちゃらけ社会派ブロガーちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」を読みました。 マーケット感覚とは「人が価値をおくものを見出す力」のこと。その力がこれからの時代に必要になってくるよー、「市場」で磨いていきましょうねーという話。市場主義…

書くことについて書く

昔から文章を書くのが好きな人というのがいる。 私はそういうタイプではない。授業の終わりに感想を書けと言われて何も書けない人だ。 むしろ、「書く」だけじゃなく、コメントも苦手。ああいうのが上手な人の思考回路を見て見たいもんだ。 それでも高校生の…